
離れて暮らす場合はもちろん、同居していても仕事や買い物で外出中、
「今、大丈夫かな…」
転んでいないか、困っていないか、薬は飲んだのか・・
気になったりしませんか?
大きな介助が必要なわけではなくても、“見えない時間”の不安は思っている以上に大きいものです。

気になる・・・・・
私自身、在宅で母を見守る中で、この“見えない時間の不安”に何度も悩んできました。
この記事では、実際に親の見守りをしている立場から、高齢者の見守りに適したカメラの選び方と、おすすめの見守りカメラを紹介します。
※この記事を書いた後、我が家でも実際に見守りカメラを導入しました。現在はSwitchBot見守りカメラを使っています。レビューはこちらからどうぞ。

高齢者の見守りカメラが必要だと感じた理由
見守りカメラが必要だと思った理由はいくつかあります。
うちの母は脳梗塞になった後、スマホや電話が使えなくなりました。
それまではLINEでのやり取りができていたので、退院後とても困りました。
一見大丈夫そうでも目が離せない状態だった
母は現在、要介護1で在宅生活をしています。
日常生活の多くは自分でできるものの、脳梗塞後は、ふとした瞬間にバランスを崩したり、
実際に転倒してしまい急性硬膜下血腫で入院になったこともあります。
でも、何かあっても自分から電話をすることはできないんです。
一見すると「まだ大丈夫そう」に見える状態ですが、自分で動ける分、逆に目が離せないと感じることが増えました。
外出中の不安
特に不安だったのは、私が仕事や買い物で外出し、母がひとり家にいるときです。
何かあったとしても、すぐに気づけない。
大丈夫なのか?変わりはないのか?それを聞くこともできない。
その状況が、思っていた以上に大きなストレスになっていました。

また転倒していたらどうしよう。薬は飲んだのかしら?
そんな不安を少しでも減らしたいと思い、見守りカメラを検討するようになりました。
最初は見守りカメラを購入するかどうか迷っており、「まだカメラまでは必要ないかな」と考え、AlexaのEcho Showを使って母の見守りをしていました。
Alexaは声をかけたり、画面越しにやり取りしたりするには便利でしたが、使っているうちに「もう少し違う形で見守れたら」と感じることもありました。
特に、母が家の中を移動したときや、こちらから声をかけるだけでは様子が分からないときには、実際に姿を確認できるカメラがあった方が安心なのではないかと思うようになりました。
そこで改めて見守りカメラを検討し、現在はSwitchBot見守りカメラを実際に使っています。
Alexaをやめたわけではありません。現在は、Alexaは声かけや会話、見守りカメラは母の様子を確認するためというように、役割を分けて使っています。
ここからは、実際に親の見守りをする中で感じた、見守りカメラの選び方とおすすめの商品を紹介します。
見守りカメラを選ぶときのポイント
見守りカメラはたくさん種類がありますが、実際に親の見守りに使うことを考えると、「これは大事」と感じたポイントがあります。
ここでは、在宅介護の中で特に重要だと感じた5つのポイントを紹介します。
1. 双方向通話ができる
見守りカメラを選ぶうえで、私が特に重視したポイント」「双方向通話」です。
ただ映像を見るだけではなく、その場にいなくても声をかけられることで、安心感が大きく変わります。
例えば、動きが気になったときに「どうしたの?」と声をかけるだけで、状況がすぐに分かることもあります。

実際、声を掛けて薬の飲み忘れに気がつくことができました。
見守る側だけでなく、見守られる側にとっても安心につながる機能です。
2. スマホやスマートディスプレイで確認できる
外出中でもすぐに様子を確認できることは、見守りカメラの大きなメリットです。
最近の見守りカメラは、スマホから映像を確認できるものが多く、「気になる時間」を減らすことができます。
私の場合は家で複数のAlexaを使用しているので、スマホを持たなくてもちょっとしたスキマ時間に確認できることで気持ちの負担が軽くなりました。
3. 設置が簡単
「簡単に設置できること」もとても大事です。
設定が難しかったり、設置に手間がかかると、それだけで使うハードルが上がってしまいます。
最近のカメラは、コンセントに挿してアプリと連携するだけで使えるタイプもあり、思っていたよりも簡単に導入できますね。
4. 夜間でも見える
夜の暗い中でも見えるかどうかは重要なポイントです。
特に、夜中にトイレに起きることがある場合などは、転倒のリスクもあるため、夜間でも見える機能は必要だなと感じました。
最近の見守りカメラは夜間でも見やすくなっているものが多いようですが、見やすさには差があるようです。
5. カメラが動く(首振り・自動追跡)
見守りカメラを選ぶうえで、意外と重要なのが「カメラが動くかどうか」です。
高齢者でも、自分で動ける人なら、ずっと同じ場所にいるわけではありません。
トイレに行ったり、台所へ行ったり、別の部屋へ移動したりと、家の中を意外と動きます。

ばあちゃん思ったより動くもん…
固定カメラだと、少し動いただけで映らなくなってしまうこともあります。
その点、カメラが動くタイプであれば、広い範囲を見渡せるので見守れる範囲がぐっと広がります。
見守り目的なら、首振り機能があるカメラを選ぶと、親が移動したときにも確認しやすく便利です。
以上のポイントをもとに、高齢者の見守りに使いやすいと感じた5台を選びました。
それぞれの特徴や違いが比較できるよう、主なポイントを一覧にまとめています。
| 項目 | SwitchBot 見守りカメラ Plus 5MP | パナソニック 屋内HDカメラ KX-HRC100-K | TP-Link Tapo C210 | Anker Eufy Security Indoor Cam 2K Pan & Tilt | Google Nest Cam(バッテリー式) |
|---|---|---|---|---|---|
| カメラ可動 | ◎(自動追跡) | △(固定) | ◎(首振り) | ◎(自動追跡) | △(固定) |
| スマホ確認 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 双方向通話 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 音声検知 | △(簡易) | ○(音検知あり) | △ | ◎(音も検知) | △ |
| 温度検知 | △ | ◎(本体) | △ | △ | △ |
| 夜間対応 | ○ | ○ | ○ | ◎ | △ |
| スマート連携 | ◎(Alexa◎ / Google△) | △(ほぼ非対応) | ◎(両対応) | ○(Alexa◎) | ◎(Google特化) |
| 設置のしやすさ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎(配線不要) |
| 特徴 | バランス最強 | 安心+温度 | コスパ | 検知強い | Google向け |
※SwitchBotは温度センサーと連携することで室温の確認が可能です。
おすすめの見守りカメラ5選
① 迷ったらこれ(総合1位)SwitchBot 見守りカメラ Plus 5MP
カメラ選びに迷ったら、まずはこのカメラがおすすめです。
SwitchBotは、家電の操作だけでなく、見守りに使えるセンサー類など、さまざまなスマートホーム製品を取り扱っています。
人感センサーや窓の開閉センサー、温湿度計などもあります。

見やすさとコスパで選ぶならこれがおすすめです。
★SwitchBot 見守りカメラPlus 5MP
★SwitchBot 見守りカメラPlus 3MP

私は3MPモデルを購入して、実際に母の見守りに使っています。
「まずはここから試してみよう」
私は3MPモデルを実際に母の見守りに使っています。カメラの向きを変えて確認できる便利さや、夜間の見え方、動体検知など、実際の使用感はこちらのレビューで詳しく紹介しています。

② 安心重視(国内メーカー)パナソニック 屋内HDカメラ KX-HRC100-K
国内メーカーの製品を選びたい方には、パナソニックの屋内HDカメラも候補になります。
動作や音だけでなく温度も検知でき、室温の変化を通知する設定もできます。

温度の検知は高齢者にとって重要なポイントですよ!
温度検知については、高齢者の見守りでなぜ重要なのか、こちらの記事で詳しく紹介しています。

カメラは首振りでないのが残念。広画角レンズが水平118度・垂直に63度動くタイプです。
③ シンプルで使いやすい TP-Link Tapo C210
手頃な価格で、基本的な見守り機能をひと通り備えたカメラを選びたい方におすすめです。
スマホからの確認や通話、首振り機能など、見守りに必要な機能がシンプルにまとまっています。

初めて見守りカメラを導入する方にも使いやすい1台です。
④ 高機能(検知・通知)Anker Eufy Indoor Cam 2K Pan & Tilt
「しっかり見守りたい」という方には、検知・通知機能が充実したEufy Indoor Cam 2K Pan & Tiltがおすすめです。
動きを検知した時に通知を受け取れるほか、検知する対象や範囲を設定できるため、必要な通知に絞って使いやすいのが特徴です。
また、夜間モードにも対応しているため、昼間だけでなく暗い時間帯の見守りにも使えます。
音声検知にも対応しており、動きだけでなく音の変化にも気づけます。ただし、音声検知だけですべての状況を判断できるわけではないので、見守りの補助機能として考えるのがよいでしょう。
さらに高画質なモデルを選びたい方には、上位モデルのAnker Eufy Indoor Cam E30もあります。4K・約800万画素の高画質に対応しているため、より細かな部分まで確認したい方はこちらも候補になります。
⑤ 設置が自由 Google Nest Cam(バッテリー式)
配線が難しい場所でも使えるのが、バッテリー式カメラの特徴です。
Google Nest Cam(バッテリー式)は、コンセントが近くにない場所にも設置しやすく、屋内だけでなく屋外でも使えます。

玄関や庭などコンセントがない場所にも設置できます。
「ここにカメラを置きたいけれど、電源を取るのが難しい」という場合には、選択肢になるカメラです。
見守りカメラを使うメリット・デメリット
見守りカメラを実際に使ったり、さまざまな製品を比較したりする中で、「これは便利」と感じる点がある一方、「ここは少し気をつけたい」と感じる点もありました。
メリット
- 離れていても親の様子を確認できる
- 声をかけて、その場で状況を確認できる
- 見守れない時間の不安を減らせる
- 動体検知などの通知で変化に気づくきっかけになる

「今、大丈夫かな?」という不安が減るだけでも、見守る側の心の負担はかなり軽くなります。
デメリット
- カメラを設置することに抵抗を感じることがある
- プライバシーへの配慮が必要
- Wi-Fi環境が必要通知が気になって、かえって負担になることもある
- カメラから話しかけられることに戸惑う場合がある

特にデメリットはご家族で話し合ってから導入したいポイントです。
見守りカメラは「映像で様子を見る」のが得意ですが、カメラでは分からない変化もあります。人の動きや室温、ドアの開閉などを検知するセンサーを組み合わせると、さらに見守りの幅を広げることができます。

見守りカメラ以外の方法|我が家ではAlexaも使っています
我が家では、見守りカメラを導入した現在もAlexaを使っています。
以前は、AlexaのEcho Showを見守りカメラの代わりとして使っていました。
Alexaでの見守り方法
見守りカメラを検討していた当時、我が家で使っていたのがAlexaです。
Echo Showでは、呼びかけ機能を使うことで、離れていても簡単に会話ができます。
スマホのAlexaアプリから呼びかけると、母が操作しなくても画面がつながり、様子を確認したり声をかけたりできます。
スマホからだけでなく、家の中にある別のAlexaからも呼びかけられるので、外出中だけでなく、自宅にいて手が離せない時にも便利でした。

「ずっと見ている」のではなく、「必要なときに声をかける」くらいが、我が家にはちょうどよかったんです。
実際にAlexaを使って感じたこと
実際に使ってみて感じたのは、
「つながっている安心感」があることでした。
常に母の様子を見ているわけではありませんが、気になった時にすぐ声をかけられる。
それだけでも、見守る側の気持ちはかなり楽になりました。
一方で、
・細かい動きまでは分からない
・暗いところでは様子を確認しにくい
・画面に映っていない場所での転倒や異変には気づきにくい
といった限界も感じました。
そこで現在は、Alexaをやめたのではなく、見守りカメラと役割を分けて使っています。
Alexaは「声をかける・会話する」、見守りカメラは「様子を見る・確認する」。
それぞれの得意なことを使い分けることで、我が家では以前よりも無理なく母を見守れるようになりました。
見守りカメラとAlexaの違い(比較表)
見守りカメラとAlexaは、どちらが良い・悪いではなく、目的によって向き・不向きがあると思います。
| 比較項目 | 見守りカメラ | Alexa(Echo Show) |
|---|---|---|
| 映像で様子を確認 | ◎ | ○ |
| カメラの向きを変える | ○ | × |
| 暗い部屋の確認 | ○ | △ |
| 声をかける・会話する | ○ | ◎ |
| 家の中を移動する親の見守り | ◎ | △ |
| 外出先から確認 | ◎ | ○ |
| 動体検知・通知 | ○ | × |
| 設置のしやすさ | ○ | ◎ |
| 親の操作 | 基本不要 | 基本不要 |
| 向いている使い方 | 様子を確認する | 声をかける・会話する |
我が家では、見守りカメラとAlexaのどちらか一つを選ぶのではなく、それぞれの得意なことに合わせて使い分けています。
「見る」は見守りカメラ、「話す」はAlexa。
この使い方が、今の我が家には一番しっくりきています。
見守りカメラがおすすめの人
- 親の様子をしっかり確認したい
- 転倒などのリスクが気になる
- 動きなどの通知を受け取りたい
Alexaがおすすめの人
- 必要なときに様子を確認したい
- 気軽に声をかけたい
- 顔を見ながらコミュニケーションを取りたい

我が家では、見守りカメラとAlexaの両方を使っています。
どちらか一つに絞る必要はなく、
状況に合わせて組み合わせることで、
より無理のない見守りにつながると感じています。
見守りカメラはこんな人におすすめ
見守りカメラはすべての家庭に必要というわけではありませんが、
「少し不安を感じている」段階の方には、特におすすめできると感じています。
例えば、こんな方には合っていると思います。
大きな介助が必要な状態でなくても、
「何かあったらどうしよう」と感じる場面は少なくありません。

大丈夫そうに見えるけど、やっぱり気になる…
そんな“ちょっとした不安”があるときこそ、
見守りカメラは役立つと感じています。
逆に、
といった場合は、無理に導入しなくてもいいかもしれません。
見守りカメラを選ぶときは、機能だけでなく、家族も親も安心して使い続けられるかどうかが大切だと感じました。
どれを選べばいいか迷う場合は、今回紹介した5台の中から、設置場所や必要な機能に合うものを選んでみてください。

我が家はこのカメラです!
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まとめ
見守りカメラは、介護そのものを変えてくれるものではありません。
でも、「今、大丈夫かな……」と気になってしまう時間を、少し減らしてくれる存在ではあると思います。
私自身、実際に母の見守りに使ってみて感じたのは、「気になった時に、すぐ様子を確認できる」ことの安心感でした。
朝、動体検知の通知が届けば「起きたんだな」と分かる。
いつもなら通知が来る時間なのに今日はまだ来ないな、と思ったら、カメラで様子を確認してみる。
ずっと見ているわけではなく、必要な時にそっと確認できる。そんな使い方が、我が家には合っています。
また、我が家ではAlexaも使っています。見守りカメラで「見る」、Alexaで「話す」というように、それぞれの得意なことを使い分けています。
もちろん、見守りカメラやAlexaだけに頼るのではなく、デイサービスなど周りのサポートとも組み合わせながら、親も家族も無理なく過ごせる方法を考えていくことが大切です。
「少し不安を感じているけれど、まだ大きな介助が必要なわけではない」
そんな時に、見守りカメラという選択肢があることを知っておく。
それだけでも、見守る側の安心につながるのではないでしょうか。



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