以前の母の食事は、スーパーのお惣菜や菓子パン、味の濃いおかずなどが多く、正直なところ「このままの食事で大丈夫なのかな」と心配するような食生活でした。
高血圧ではあるものの、他に心配するような病気もなかったので「好きなものを食べるもの元気の素」なんて良いように解釈していた私。
その後、母は脳梗塞で入院となり、動脈硬化が進んでいることに加え、血糖値も高いことが判明。退院後は健康的な食事を私が作る!と日々の食事管理を意識した生活が始まりました。
とはいえ、仕事や子育てをしながら毎日バランスの取れた食事を用意するのは簡単ではありません。
特に退院直後は、食欲の変化や体調の様子も気になり、食事作りの負担はかなり大きいものでした。
当時、毎日毎食、一日中食事のことを考えていました。

もう、毎日手作りはムリ・・・
そんな中で利用し始めたのが「ワタミの宅食ダイレクト」です。
有名で手に取りやすい価格帯だったこともあり、とりあえず試してみることにしました。
この記事では、実際に4ヶ月ほど利用して感じたことをもとに、味・量・家族の反応、そしてメリット・デメリットまで正直にまとめています。
なぜワタミの宅食ダイレクトを選んだのか
母の退院後、食事をどう整えていくかは大きな課題でした。
毎日の食事作りは想像以上に負担が大きく、「続けられる形にしないと無理かもしれない」と感じるようになっていきました。
そこで、無理なく栄養バランスを整えられる方法として、宅配食サービスを取り入れることを考えました。
その中で選んだのが「ワタミの宅食ダイレクト」です。
退院後の食事管理が必要になった背景
退院後の母の食事は、これまで以上に気をつける必要がありました。
特に脳梗塞の既往もあるため、塩分や栄養バランスを意識した食事管理が必要な状況でした。
ただ、体調が完全に戻っているわけではなく、食欲にも波があり、その日によって食べられる量も違います。
「無理のない食事管理」をどう続けるかが課題になっていました。
毎日の食事作りが限界だった理由
仕事や家事、子育てと並行して、毎日きちんとした食事を作るのは想像以上に負担でした。
献立を考え、買い物に行き、調理をして片付ける——この一連の流れが毎日続くことで、正直気持ちに余裕がなくなっていきました。

今日は魚の気分じゃないからもういらないわ。

せっかく作ったのに!!
また、高齢の母と育ち盛りの娘では必要な栄養素も味の好みも違い、同じメニューで済ませることが難しく、食べる時間も違うので食事の準備が想像以上に負担に感じるようになりました。
価格と続けやすさで選んだポイント
宅配食は多くのサービスがありますが、その中でワタミの宅食ダイレクトを選んだ理由は「始めやすさ」と「続けやすさ」でした。
初めての人には初回割引があるのと、買えば買うほど割引率がアップしていくというのも継続する上で大きなポイントでした。
ワタミの宅食ダイレクトとは
ワタミの宅食ダイレクトは、冷凍で届く宅配食サービスです。
宅配食は冷凍だけではなく冷蔵タイプもありますが、我が家ではいつでも食べられる冷凍弁当を選びました。
ワタミの宅食ダイレクトはいくつかのコースがありますが、今回は実際に利用した「いつでも三菜」をご紹介します。
冷凍宅配弁当サービスの特徴
ワタミの宅食ダイレクトは、冷凍状態でまとめて届きます。
我が家は家族用の冷蔵庫の他に冷凍庫、母用のミニ冷凍冷蔵庫がありますが、10食セットなら母のミニ冷蔵庫の冷凍室に収まります。
食べたいときに電子レンジで温めるだけなので、調理の手間がほとんどありません。

冷凍だと保存ができるため、欲しい日だけ食べれるのが我が家向きでした。
いつでも三菜は、カロリーは250kcal基準、塩分2.0g以下。栄養バランスを考えたメニューなので高齢者の食事管理にはもってこいです。
いくつかのコースの中から選んだのは「いつでも三菜・定期購入」
いつでも三菜の他にも、いつでも五菜や二菜、介護職やアラカルトがあります。
注文の仕方も定期購入と都度購入があり、それぞれメニューを自分で選ぶコースとおまかせコースがあります。
私は定期購入にしましたが、定期購入は初回割引が3回に分けてあるので3回縛りではありますが、変更や停止はマイページから簡単にできます。

まず試してみたいという方はお試し10食セットがいいですね!
定期、都度、おまかせ、選べるの組み合わせで割引率なども違うので、興味のある方は公式サイトでチェックしてみてください。
\メニューや詳細はこちら/
実際に届いたワタミの宅食ダイレクト
初めは10食セット。冷凍の状態でまとめて届きます。
今回は実際に利用したときの様子をもとに、届いたときの印象や使い勝手について紹介します。
届いたときの全体の様子
届いた箱はコンパクトで、まとめて冷凍庫に入れやすいサイズ感でした。
1食ずつ個包装になっているため、そのまま冷凍室へ。

冷凍庫にそのまま入れられるサイズ感で、整理もしやすい印象でした。

パッケージと温め方
容器はしっかりしていて、袋にはメニューごとに内容が分かりやすく表示されています。
温め方は袋の角を少しハサミでカットして、表示されている通りにレンジでチンします。
移し替える必要がないため、高齢の母でも扱いやすいと感じました。

実際の見た目
正直に言うと、見た目は「豪華なお弁当」という感じではありません。
メニューによっては少しシンプルに見えるものもあります。
ですが、しっかりと栄養バランスが考えられているだけでなく、一度に色々な食材を食べられるので家庭で食べる食事としては十分だと感じました。

母・私・娘の実食レビュー
実際にワタミの宅食ダイレクトを食べてみると、家族それぞれで感じ方に違いがありました。
高齢の母、私、そして娘とでは食の好みや量も違うため、そのリアルな感想をまとめていきます。
母の感想
母は退院後、食欲にムラがある時期もありましたが、ワタミの宅食ダイレクトは比較的食べやすいようでした。
塩分は2g以下なので薄味かな?と思っていましたが、しっかりとした味です。
義歯を使用していますが、野菜も柔らかく負担なく食べられる点が良かったようでした。
ただ、日によっては副菜の食材(レンコンやにんじんなど)が続くと「またこれか」と感じることもあったようですが、10食セットや20食セットで頼んだので、気分で食べたいものを選べるのも楽しみの一つになっていました。
量は母にはちょうどいいようで、この頃はお茶碗に軽いめのご飯と味噌汁などと合わせて完食することが多かったです。
ただ、内容はおまかせで注文していたので、自分の好きなメニューではないものは残すこともありました。


野菜も柔らかいし、味付けもなかなか好み。病院では魚ばっかりだったから今は魚以外がいいわ。
娘の感想
娘は特に肉系のおかずが気に入っていて、「これは普通に美味しい」と食べていました。
しかし、量としては物足りないと感じるようで、2つ食べたいと言う日もありました。おかずを別に一品、または具沢山の味噌汁をつけるようにしました。
我が家では作らないようなメニューもあるため、食事に少し変化が出るのも良い点でした。



この生姜焼き最高!もっと食べたい!
私の感想
私自身としては、とにかく「作らなくていい」という点が一番大きなメリットでした。
毎日の献立・買い物・調理の負担が減ることで、精神的にもかなり楽になりました。
また、栄養バランスを自分で考えなくていいという安心感もあり、介護中の食事管理としてはかなり助けられたと感じています。
また、我が家は定期で注文していたので、次の分が届く前になると冷凍室の整理も兼ねて私もいただきました。(スキップや日にち変更も簡単にできます)
帰宅後ご飯だけ炊けばいい。という安心感は本当に気持ちを楽にしてくれました。



私は魚のメニューが気に入っています。量はちょっと少ないかな?と思うけど、昨日の残りのおかずを足せば満足。
4ヶ月使って感じたメリット
実際にワタミの宅食ダイレクトを4ヶ月ほど利用してみて感じたのは、「日々の負担が想像以上に軽くなる」という点でした。
単なる食事というより、生活そのものを支えてくれる存在になっていました。
作らなくていい安心感
一番大きなメリットは、毎日の食事を“作らなくていい”という安心感でした。
献立を考える必要もなく、買い物や調理の時間も減ることで、心に余裕が生まれました。
母の食事としてだけではなく、娘と私の食事としても本当に助けられました。
買い物・献立のストレス軽減
食材を買いに行く回数が減ったことで、余計な買い物や無駄も減りました。
「今日は何を作ろう」と悩む時間がなくなるだけでも、かなり気持ちが楽になります。
また、冷凍でまとめて届くため、計画的に使えるのも便利でした。
栄養バランスの安心感
自分で毎日栄養バランスを考えるのは本当に大変ですが、ワタミの宅食ダイレクトはその点をカバーしてくれます。
娘と私だけなら「今日マクド買って帰るね」なんてこともよくありましたが、母にマクドはちょっと・・。メニューなども母に合わせると娘は物足らないことも多かったのですが、ワタミの宅食ダイレクトを利用するようになってからは、私と娘も好きなものを食べることもできるようになりました。「ちゃんと食べさせられている」という安心感は毎日の介護の中で本当に大きなポイントです。
気になった点・デメリット
ワタミの宅食ダイレクトは全体的に満足度は高いですが、実際に使ってみると気になる点もいくつかありました。
ここでは正直に感じたデメリットもまとめておきます。
パッケージ
メニューの中には汁気の多いものもあります。外袋の中に冷凍おかずの入った容器が入っていますが、その容器にフィルムはありません。
立てて冷凍室に入れると袋の中に出てしまい、温めて袋から出すと汁気がこぼれるなんてこともあります。
あと、隅っこをハサミで切るのが何気に面倒な人もいるかもしれません。
メニューの傾向で飽きが出ることも
継続して利用していると、似たような副菜が続くことがあり、「またこの食材か」と感じることもありました。
特にレンコンやにんじんなどの定番副菜は続くと少し飽きを感じやすい印象です。
我が家はおまかせのセットだったので、届くまで内容がわからなかったのですが、選べるセットにすると好きなものを頼めます。

おまかせで色々試すのも楽しいし、好き嫌いがある方は好きなものを選んでもOK!
見た目はシンプルで豪華さはない
正直なところ、見た目は「豪華なお弁当」という印象ではありません。
外食やお弁当専門店のような華やかさはなく、家庭の食事に近いシンプルな見た目です。
そのため、見た目の満足感を重視する人には少し物足りなく感じる可能性があります。
送料込みだと割高に感じる場合もある
1食あたり〇〇円!となっていても、送料込みで計算するとやや割高に感じるかもしれません。
我が家では、初回割引が終了してからは10食→20食まとめて注文に変更し、1食あたりにかかる送料を減らしていました。
ただし「毎日の食事作りの手間がなくなる」という点を考えると、そこに価値を感じるかどうかで評価は変わると思います。
宅配食を使う中で感じた気持ちの変化
ワタミの宅食ダイレクトを使うまでは、「便利そうだな」という気持ちと同時に、少し戸惑いもありました。
しかし続けていくうちに、その考え方や感じ方は少しずつ変わっていきました。
最初にあった罪悪感
最初は「できるだけ手作りの方がいいのではないか」と思う気持ちもありました。
宅配食を使うことに対して、どこか“手を抜いているような感覚”があったのも事実です。
ただ実際には、毎日の負担を一人で抱えることの方が大きく、気持ちにも余裕がなくなっていく状況だったので「試してみてダメならやめよう」と思って始めました。
「無理をしない」考え方への変化
続けていく中で、「無理をしないことで気持ちに余裕ができる」という考え方に少しずつ変わっていきました。
食事は毎日のことだからこそ、無理なく続けられる形の方が大切だと感じるようになりました。
手作りとのバランスが大事だと感じたこと
娘や私と同じメニューでも大丈夫な時は同じものを食べ、そうでない時も作れるときは味噌汁や炊き込みご飯などを足すようにしています。
無理のない範囲で手作りを組み合わせることで、ちょうどいいバランスが取れるようになりました。
ワタミの宅食ダイレクトはこんな人におすすめ
実際に使ってみて感じたのは、ワタミの宅食ダイレクトは「すべての人に完璧に合うサービス」というよりも、生活状況に合う人にはとても便利なサービスだということでした。
ここでは、実体験をもとにおすすめできる人の特徴をまとめます。
メニューの種類があり、年齢や食べたい量に合わせても選べる
ワタミの宅食ダイレクトは「いつでも三菜」のような軽めのコースから、「いつでも五菜」やボリュームのある満足ディッシュまで用意されているため、年齢や食べる量に合わせて選びやすいのも特徴です。
高齢の方から、しっかり食べたい人まで幅広く対応できるサービスだと感じました。
また、お肉や魚、コロッケやクラムチャウダーなどメニューの幅も広いので選べる楽しみもあります。
退院後や療養中や産後など食事準備が負担な人
退院直後や療養中の食事管理が必要な人はもちろん、産後で体力が落ちている時期や、家事と育児で食事作りに手が回らない時にも向いています。
無理なく栄養バランスの取れた食事を用意できる点は、大きな安心材料になります。
介護中で食事作りが負担な人
高齢の家族の食事を毎日準備するのは、想像以上に負担が大きいものです。
特に仕事や子育てと両立している場合、宅配食を取り入れることでかなり余裕が生まれます。
毎日の献立に悩んでいる家庭
「今日何を作ろうか」と毎日悩むこと自体がストレスになっている家庭にも向いています。
冷凍でストックできるため、必要なときにすぐ使えるのも便利な点です。
離れて暮らす親の食事が心配な人にも
離れて暮らす親の食事が心配な場合にも宅配食は選択肢のひとつになります。
買い物や調理の負担を減らしながら、最低限の食事を安定して届けられる点は安心材料になると感じました。
レンジが使える方なら、手間なく食べられるワタミの宅食ダイレクトは喜ばれると思います。
まとめ
ワタミの宅食ダイレクトを4ヶ月ほど利用して感じたのは、「完璧な食事」ではなく「食事管理を無理なく助けてくれる」ということです。
毎日の食事作りは大きな負担になりますが、それを少し軽くしてくれる存在として、とても助けられました。
ワタミの宅食ダイレクトを休止した理由
今はワタミの宅食ダイレクトを休止しています。理由は、味に不満があったわけではなく、母の食欲が少しずつ回復し、以前より食べる量が増えてきたことで1食の量が物足りなく感じるようになったためです。
いつでも五菜という三菜よりも二品多いものもあるのですが、我が家ではメインがもう少し多い方が満足感が出るような気がしたので食事の形も見直すことになりました。
買えば買うほど増える割引は、2年に一回でも購入があればランクを維持できるようなので、またタイミングを見てお世話になるつもりです。

今度はボリュームのある満足ディッシュがいいな!
現在も宅配食は必要に応じて取り入れています。(また別記事でご紹介しますね)
続けやすさが一番の価値だった
実際に使ってみて感じたのは、「無理なく続けられること」が一番の価値だということでした。
食事をすべて完璧に用意するのではなく、宅配食をうまく取り入れることで負担をかなり減らすことができました。
また、家庭の状況に合わせて使い方を調整できる点も大きく、作れる日は一品足したり、忙しい日はそのまま使うなど、柔軟に対応できたのも良かった点です。
高齢者にとって毎日の食事をどうするか?は大きな課題です。
無理をしすぎず、自分や家族に合った方法を選ぶことが一番大切だと感じました。
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